今年は、秋が長く感じますが寒い時期の健康法と言えば『乾布摩擦』です♪
昔からある健康法として「乾布摩擦」がありますが、この健康法が今見直され始めているそうです。
更に、『ダイエット』や『浮腫み予防』にも効果があるようで、若い女性の間でも人気になっているそうです(^^)
方法は簡単で、乾いた布で皮膚をこするというものですが、皮膚表面を刺激して血行を促進する効果により、様々な健康効果を期待することが出来ます。
その『乾布摩擦』の健康効果について書いてみます(^o^)/
一応、寒風摩擦ではありませんので念のため・・・(^^;
乾布摩擦(かんぷまさつ)とは、肌を乾いたタオルなどで直接こする健康法の事です。
皮膚をきたえるための健康法の一つで、乾いたタオルなどで首や背中の皮膚を摩擦すると,その刺激により皮膚の体温調節機能が強められると言ったものです。
田舎育ちの僕の通う幼稚園や小学校では、冬場になると週に1,2回『乾布摩擦の日』がありました。
シャツの上から乾布摩擦してる女の先生に、
「先生~、なんで脱がないの?」
って言ってる男子生徒もいましたね(笑)
乾布摩擦をさせると,皮膚の寒冷に対する抵抗力がつき,気温が急激に変化したりしても風邪をひきにくい身体になると言われています。
毎日繰り返すことで、身体全体の体温調節機能が高まり、少しくらい寒い場所にいても気にならない身体になれるそうです。
さらに、自律神経を刺激することで体温調節機能が高まります。体の変調を正常化し、血液の循環も良くなって冷え性などにも効果があるそうです。
自律神経の働きが高まると、気管支ぜんそくの発作予防や、風邪への抵抗力を高める効果があるそうです。
寒さに対する抵抗力がつき、免疫力もアップするので、さまざまな病気を予防する効果があるので、冬の健康法として乾布摩擦が取り入れられていたんですね(^^)
研究では、ウイルスや細菌に立ち向かうナチュラルキラー細胞という免疫細胞を増やして風邪などの感染予防効果も実証されているそうです。
更に、乾布摩擦には体臭を予防改善する効果が期待出来るそうです。
乾布摩擦で血行促進して、いい汗をかくことにより段々と改善されるようです。
乾布摩擦で、皮膚を刺激することにより決行が促進され、体が温まります。
これで汗が出やすくなりますがこれが「良い汗」なのだそうです。
1週間ほど乾布摩擦をしてからの汗はサラッとした匂いの少ない汗になっているそうです。
これは、汗腺そのものが鍛えられることもありますが、汗腺の支持組織である皮膚が鍛えられるからです。
「こする」という物理的な刺激と「冷たさ」という温度刺激によって自律神経が刺激されます。
乾布摩擦をすると、浮腫を抑える効果もあるようです。
体をこすると、自律神経のバランスを整えて免疫力がUPします。
さらに、血行が促進されたり、肌をきれいにして皮下に貯まった脂肪を排出するからだと言われています。
健康のために乾布摩擦をする人は多いと思いますが、乾布摩擦は低血圧の人にも効果的です。
乾いたタオルなどで皮膚をこすることで皮膚が刺激され、血管が収縮します。
毎日これを続けていくと、血圧が少しずつ改善されていきます。
それでは、乾布摩擦の方法を簡単にまとめます(^^)
・化繊やナイロンなどの合成繊維で作られたタオルは接触性皮膚炎を起こす事もありますので、できれば木綿や絹などの自然素材で作られたタオルや布を選ぶ。
・タオルで首筋や肩甲骨の間、腰などを5-10分程度摩擦する。タオルをしばって玉を作ると刺激が強まる。薄い衣服の上からでも良い。
・乾布摩擦は、服を脱がなくても、首や手、足など肌を出しやすいところだけ摩擦するなど、手軽にできるところから乾布摩擦を取り入れる。
・皮膚を手で擦るだけでも効果はある。
リンパを流すことも意識して末端から中心へ、気付いた時に10回ほど擦るのを続けるのも良い。
・摩擦は皮膚がほんのりと赤くなる程度。
時間は10分程度が目安。
健康法だけでは無く、ダイエットや浮腫み予防にも効果的と言われる『乾布摩擦』です。
入浴時にするのも良いと言われているので、この冬は乾布摩擦を試してみても良いと思いますよ(=^^=)